『ファースト・マン』の感想です。 (2/2)
なんというか・・・この「撮り方」の対比があるおかげで、主人公の鬱々とした日常と、ある意味そんな日常から逃避するための「宇宙への夢」とか「仕事に打ち込む」といった苦悩する人間がよく表現されていると思いました。
あとライアン・ゴズリングの芝居が良い。間の開け方とか、表情の作り方とか、芝居による緊張感もあった。
ニール・アームストロングは人類至上初めて月に立った人間。しかし彼は我々と何も変わらない、鬱々とした日常に苦悩する1人の人間であることに何も変わりはない。クソみたいな日常を送ってる俺と同じじゃんwww
宇宙に行くというのは、人間の努力と苦悩の結晶なのだということが良く分かりました。1億円ばら撒いちゃった、どこぞのIT社長に対して観せてやりたい。
https://eigakansou.life/%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%bb%e3%83%9e%e3%83%b3/
『ファースト・マン』の感想です。 (2/2)
あと、マジックアワーでの撮影が、良いところで使われてるんだよね。アポロに乗り込むだけのシーンが、なぜこんなにも感動的・神秘的なのか。