映画の批評について思うこと。(・・・というか、映画に限らず、「批評」について。)
評論家はダメ、卑怯、せこい、口だけ、みたいなことを言う人がたまにいる。
(自分の両親もその一人ですが笑。)
しかし、その人は「批評」というものの価値が分かっていない。
批評とは落語みたいなものであって、1つの表現であり、批評自体も1つの作品だということ。
良い批評家は、その表現(お話、文章・・・)自体が面白い。
工夫して、時間をかけてちゃんと表現を作り上げている。
批評家は決して「口だけ」ではない。
批評の価値はここにある。批評自体が、芸術であり娯楽である。
しかし、映画批評家という稼業は、コスパが悪くて金にならないから、自ら進んでやる人が少ないw
だから、批評が芸術であり娯楽である、と思われないんだろうな・・・と思う。