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ながーく続いているTVアニメの劇場版は、初期作品はまあまあ、という話 

なぜ初期の劇場版が面白いか?
まず第一に、最初の方は、まあ単にネタが豊富なんだよね。第二に、アニメが映画化される時期ってのはTV版でそこそこ人気が出た時。この「そこそこ人気が出た」という状態が、製作者が最もやりたいようにやれる状態。「そこそこ人気が出た」===「主客層は子供」かつ「国民的アニメではない」という状態。
主客層は子供=>映画のできが良かろうが悪かろうが関係ない。クソ大人(スポンサーとか無能プロデューサーとかPTAとか評論家)は誰も期待してない。好き勝手やっても誰からも文句が出ない。=>アニメ監督は、実験できる、作家性を発揮し、やりたいように作れる。

でも段々とやりたいようにやれなくなってくる。なぜかというと
主客層に大人(アニヲタ、親、映画好き大人)が入ってくる=>こいつらに金を使わせるための映画になる。
国民的アニメになる=>過激なことはできない。PTAがうるさい。失敗できない。故に、実験できない。やりたいようにやるよりは稼げないとダメ。

そんで映画はつまらなくなる。まあこれは宿命だから仕方がない。

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