東のエデン
攻殻機動隊繋がりで「東のエデン」を観たんだけど、やっぱり変わったアニメだったなぁ。
クソ社会から抜け出せ!というメッセージ性はひしひしと感じました。が、そのメッセージは果たして視聴者に伝わっていたのだろうか?
この作品のターゲット層は明確に「若者」なんだ。そう思う根拠は、このアニメ、いかにも青春恋愛モノっぽいんだよね。クソ社会に適応しきっている大学生が好きそうな絵のタッチ(偏見かもしれん。もしそうだったらごめんなさい)。
攻殻機動隊でやっていた社会風刺を、青春恋愛モノでできないか?という挑戦だったのかな。攻殻機動隊みたいな硬派な作品の視聴者層はなんだかんだ言ってアニメ好きに限定される。本作ぐらいの絵のタッチを軽くすれば、攻殻機動隊を観ないような層も取り込めるかもしれない。
でもこのアニメ、ちょっと説教臭いんだよね。セリフが多い。それが玉にキズだ・・・。と思ったけど、これも視聴者層に合わせてのことなのかもしれない。
それにしても「エデンの東」と言いそうになってしまうw。アニメのタイトル、「エデンの東」で良かったんじゃないか?