めぐりあう時間たち
「...感情! 感情に呑まれる!」と圧倒された。役者の演技がすごい、自分じゃない人の自分が知らない感情が伝わってくる、いや少しは知っているから伝わってくるんだろうか? そして脚本が精巧、3人の1日がそれぞれに反響してわざとらしさがない。
「...感情!」という感想を展開すると、人間誰もがそのひとにしかできない選択をして、その選択のいいところも悪いところも飲み込んで生きていくのだということをまざまざと実感したということで。2時間でこんなんよく撮るよなあ、と驚いてしまったのだった。
(些末なことですが、ヴァージニアはレナードにひどすぎるとおもいました)