花とアリス殺人事件
はじめはアリスがボーイッシュな性格すぎる、お母さんがしっかりしすぎてるなど、何か違和感を覚えつつ見ていたのですが、終盤になるにつれて、「ああ、確かに『花とアリス』のあの感じだ…!」と実感し出し、終わるころには「こうやってあのときのみんなになるんだな」と納得する、そんな映画でした。お母さんがラストにちゃんとだらけてたとき、ほっとしました。キットカットの登場や懐かしのシーンそっくりのラストも嬉しい。
楽しい映画なのですが、どうにも中高生の女の子たちの日常を描く映画って(いや中高生に限らず、幼児から20代あたりまでみんなですが)、個人的に見ていて悲しくなる面があって、見終わってから泣いていました。