セザンヌと過ごした時間
フランス映画祭にて。
今日はスケジュールが詰まりすぎていて、上映後の監督のお話は聞かずに映画だけ観て出てきてしまいました。聞きたかったなあ。
大好きなエピソードであるりんごを贈った逸話や、「制作」をめぐっての二人の応酬をどう描かれるか期待して行きました。
前者については余り時間を割いていなかったのが個人的には残念でしたが、客観的には、全体の構成としてはそれくらいの時間配分で良かったのだろうと自分を納得させています。
後者は単純な絶交ではなく、当時の事情やそれぞれのクリエイターとしての立場からの発言がやりとりされた描写に納得できました。
旧知ならではの、お互い嫌なところもあるけれど古い友というスタンスでの演技が胸に沁みました。
9月にル・シネマ等で一般上映される事も決まり嬉しいです。できればもう一度観たい一本。