TIFFJP2017にて、「ビオスコープおじさん」を鑑賞。
タゴールの短編「果物売り」を原案に、現代的な解釈、社会背景の肉付け、異なる個性を持つ女性登場人物たちで話をふくらませた作品。
悪役のイメージがあるダニー・デンソンパを善良な異邦人としてキャスト、父の幼い娘への情愛、善良な心、そして映画愛を描いた『うつくしい作品』。
会場を出てエレベータにたまたま同乗した男性が思わず「いい映画でしたねえ!」と声に出して感嘆。私も思わずハモってしまいました。
今年映画祭で鑑賞した中では、「岩波ホールなどで通常上映して欲しい作品ナンバーワン」。