再度LOGANローガン
立川シネマツーaスタ極爆2D。音の凄さは銃撃戦とチャールズの発作シーンで体感できる。チャールズ、キャリバン、ローガンのかすかな息づかいまで聞こえて、彼らの痛みと衰えを実感して打ちのめされる。
彼らは痛みを抱えて絶望の中を生きている。自分にはどうすることもできない衰え、その場しのぎで症状を抑えながら制御できなくなる力に怯えている。
そこに現れた希望というには凶暴過ぎる少女。
ローガンは頑なに拒もうとするけど、チャールズは若いミュータントを受け入れ守ろうとする。チャールズはその先がどうなるかわかっていたんじゃないか?
今までいろんな表現(芸術全般)で出てきた使い古された普遍的な人生で大切なこと、それを伝えたかった映画だと思う。
老い先を直視したくない人もいるんだろうけど、弱って痛々しい姿を今この時代にアメコミヒーローとして見せたのは意味がある。
チャールズとローラ、ローガンとローラの触れ合いに心打たれる。
言葉にできないから泣くしかなかった。