『リリイ・シュシュのすべて』の感想です。
この作品は岩井俊二の最高傑作かも知れない。
打ち上げ花火とは真逆のベクトルなのだが、胸に刺さり過ぎる。
特に途中の鉄塔のシーンの、手の曲がり方が、やばかった。。
あのシーンから急激に作品世界に入り込み、現実の世界を覗いているような感覚に陥ってしまった。
中学生くらいの年齢の子供特有の残酷さが、作品全体を貫いている。
公開当時、劇場で見た後、2~3日は打ちひしがれたな…。
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