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またまたメッセージ 

ヘプタポッドの言語が円の形で始まりや終わりに捉われないという特性、「主人公の娘の記憶」が未来の出来事にも関わらず最初からちょくちょく挟まれること、何度も繰り返し言われる「Hannahはどちらから読んでも一緒」という話。そして映画の始まりのシーンと繋がるラストシーン。今思えば始まりも終わりもない、現在・過去・未来を同時に生きるという時間感覚を示す伏線(?)の数々があちこちにあったんだなぁ…と。あーーーもっかい観たい。
何より、ヘプタポッドたちと違って後天的にその時間感覚を手に入れた主人公が未来の辛い出来事を回避することよりも、その人生を丸ごと受け入れるという「愛」を選んだのも………。
これは未知との遭遇を描いた物語ではなく、人間の人生と愛を描いた物語だったんですね。

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