『アントニオ猪木をさがして』イオンシネマむさし村山で鑑賞。https://gaga.ne.jp/inoki-movie/
まあ、純粋な意味で「映画」かどうかは難しいところだし、ドキュメンタリーとしても、ちょっと中途半端な出来。わたしだって、題材がアントニオ猪木でなければ観にいってない。そして題材がアントニオ猪木だからこそ、観る価値のある作品。パンフによれば存命中からの企画だったようだけど、結局完成しなかった模様。ブラジルパートとドラマパートはなくてもよかったんでないかな?(ヤスケンの演技は凄かったけど)猪木を50年撮り続けた写真家、原悦生を中心に据えたのは好判断。プロレスラーや関係者では近すぎて語れない、もしくは語りが偏っただろうが、原は近すぎず遠すぎず、丁度良い距離感で長く猪木と接してきた人物で、視点もかなり冷静。(新日本プロレスが提携している)アミューズ臭がちょっと鼻につく部分もあるけど、プロレスファン、アントニオ猪木ファンなら観て損はない。一般層は…… どうなんだろ?プロレスにどっぷりつかった自分にはもうその辺の判断はつかないな。アントニオ猪木の映像と画像を堪能できればよい方向け。