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愛する韓国映画『スウィング・キッズ』 

ダンス(夢中になれるもの)で人はイデオロギーや人種を越えて繋がれうるという希望と、そうした夢や希望を情け容赦なく消し飛ばすのが戦争(イデオロギーの対立)なんだという絶望を同時に浴びせられて心がズタズタになってしまう…
ただ単純に人が殺戮されていく(勿論それもつらいのですが)以上に戦争の惨さを心に焼き付けられる描き方だと思いました。
暴力じゃなくてダンスで勝負しようと言ったのに… 丸腰の“スウィング・キッズ”たちは凶弾で惨殺される… でもそうなんだ、戦争ってそういうことなんだ…っていう残酷さ…

映画の結末、本当に辛くて何回観ても泣いてしまうのですが、戦争(大きな暴力)は個人の夢や努力でどうにかできる問題じゃないって話で、めちゃ残酷なんだけど誠実でだから私は余計あの映画が好きなんですよね…

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