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「イップ・マン継承」の最初のところ、あれは時間軸が違うと思うのですけれども、木人くんのところにやってくるのが蝶々じゃなくて蛾かなんかなのがとても良い。あのシーンが描く永遠性を思い出すだけで映画の嘘がとても愛おしくなる。ワンインチパンチを信じてよかった。あの瞬間にクズみたいな俺の人生をドニーさんに全肯定された気がした。

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