https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%97%E6%95%99%E6%94%B9%E9%9D%A9
> 教皇位の世俗化、聖職者の堕落などへの信徒の不満
アメリカのメガチャーチとか、あかんやろwww
まあ信徒は、メガチャーチに満足してるから良いのか。
しかしメガチャーチで、大騒ぎしてるような奴らは信徒と呼べるのかね?www
魂のゆくえ
すごい映画だった。ジョーカーよりも更にタクシードライバーっぽい・・・っていうか、この映画の方がよりリアルかもしれない。
めちゃくちゃ宗教映画っぽいけど、宗教映画みたいなチャチで分かり易い救いはありませんので、ご安心を笑。
まあしかし宗教的な論争を引き起こすことは必須。
元々はキリスト教プロテスタントからはじまった資本主義。この映画は、この資本主義へのアンチテーゼ。昔、カトリックvsプロテスタントの宗教戦争があった。
この宗教戦争は、カトリックを糾弾してはじまったものなのだが、今度は、プロテスタントが糾弾される番なのかもしれませんね。
歴史は繰り返す。
神の国の繁栄を願ったプロテスタントたちが作り出した、資本主義という考え方は、むしろ、神の国を壊そうとしているんじゃないのか?
絶望から這い上がる方法は、勇気と信念。これ以外に多分方法はない。
なんか最近、この世界はもうだめだ的な映画ばっかりですね。本当に良い世の中になったなー、とますます感じる今日この頃www
このジョーカー解説は神ってる。
https://www.youtube.com/watch?v=IS8Y8efQ2EQ
『天気の子』の感想です。 (2/2)
穂高と陽菜が救おうとしていたのは、システムに依存していたこの人たちだぜ?にも関わらず、彼らから迫害を受けるって酷くね?そもそもこのシステムがクソなんであって、こんなもの救う価値なくね?その通りだよ!穂高、陽菜よ、こんなシステムぶっ壊しちまえ!
その通り。この映画は万引き家族なんすよ。
映画の終わりに、おばあちゃんが「世界が壊れたのではなくて、元に戻っただけだよ」と言う。この言葉は、今の時代に生きる我々にとってとても意味のある言葉だ。
いま世界で、民主主義が危機的状況にある。社会の形が大きく変わろうとしている。でも実は、「変わる」とはいいつつも、民主主義が生まれる前の、元の状態に戻ろうとしているに過ぎない。
ですから中流階級の皆さん。なにも悲観することはないのです。安心して下流に落ちて下さい。下流に落ちたら、この映画の穂高と陽菜たちのように、仲間同士助け合い力強く生きていきましょう。
https://eigakansou.life/%e5%a4%a9%e6%b0%97%e3%81%ae%e5%ad%90/
『天気の子』の感想です。 (1/2)
これは新海誠流の叛逆映画だ。
映画の序盤、人々の希望、この世界、笑顔、これらはみんな素晴らしいものであると、これでもか!と、超綺麗な作画で描いておきながら・・・
本作では、これらを全部ひっくり返す。
「一人の女のためなら、こんな世界など壊しちまってもいいんだよ!」という結論となり、最終的にぶっ壊す。
この展開にはしびれた。本当にお見事な叛逆の映画だ!
本作では、「君の名は」とは違って、社会システムからこぼれ落ちてしまった人たちの物語。システムを頼れないが故に、仲間同士で助け合い、懸命に生き抜こうとする。
がしかし、システムに依存している人間たちは、そのシステムを維持するために、こぼれ落ちてしまった人間たちをシステムに当てはめようと、迫害する。
https://eigakansou.life/%e5%a4%a9%e6%b0%97%e3%81%ae%e5%ad%90/
宮本から君へ
昨今「引き受ける」ということはネガティブに捉えられがち。でも「他者から引き受けさせられること」と「自ら引き受けること」は全く違う。
宮本から君への主人公は、最初はヘタレな優男なのですが、紆余曲折を経て、一人の女性を自ら引き受け、成長してゆく。
口で説明することは簡単なんですけどね。中々できることじゃない。
性別とは関係なく、愛とは他人を引き受けることなんですよね。そういう意味で、本作は愛の映画です。
でも「何かを引き受けること」は愛に限らず普遍的に尊い行為なんですよね。