『カリフォルニア・ダウン』
ドウェイン・ジョンソン主演のパニック映画。各国で1位になったらしい。『2012』に比べたら、まだ『2012』の方が面白かったという映画。てかRエメリッヒの作品と比べちゃいけない。
パニック映画のパターンとして「そんな都合のいいことあるかい!」というのがあるのだけれど、この作品もそんなパターンが満遍なく散りばめられている。でも、そこはハリウッドのハリウッドたる所なので言うだけ野暮。
ただこうしたご都合主義的なことを日本のドラマはあまりやらなくて、多分そこは文化的な違いなんだろうなと思うし、でもスタンダードにこんなご都合主義的な作りをしてもいいよなと、そんなことを思いながらこの作品を観た。
ただこの作品のご都合主義はちょっとやり過ぎ(笑)。エンタメだから仕方ないっちゃ仕方ないんだろうけど。個人的には、エンディングを重要視しているので、そこの部分だけ「そんな都合良く終わらせるのは…」というくらいにしてくれると嬉しい。
『2012』
たまたまNetflixで見かけたので観てみた。ローランド・エメリッヒ監督得意の?パニック映画。この手の映画って、最悪時は脱するけど、脱したとこでおしまい。実はその後の出来事の方がかなりハードなはずだけど、エンタメ的に描くの大変だから、まあ仕方ないか。
内容はローランド・エメリッヒなので、とにかくこれでもかこれでもかと畳み掛けてくるし、流れを重要視してるせいもあり、流れを止める登場人物がいれば遠慮なくざくざく切る。清々しい。
この手の作品が好きで、ローランド・エメリッヒが嫌いじゃなければ、その期待にしっかり応えている作品だと思う。「細けぇこたぁいいんだよ!頭使わず楽しみな!」そういう映画。
『桜のような僕の恋人』
原作は『君が心をくれたから』の宇山佳佑。原作を読み終えた流れから、Netflixの映画版を観る。内容はほぼほぼ原作の流れを踏襲。原作読んでたから細部は流して観れたが、初見の人は果たして。
さて、出だしの中島健人の語りでどうなることかと思ったが、松本穂香が圧巻の演技でカバーし、何とか乗り切った。とにかく晴人役の中島健人がミスキャストだった。彼は形から入るタイプで終盤の感情吐露にも興醒めしてしまった。残念。
一方の松本穂香。この作品は、原作だと詳細に登場人物達の心理描写が細かく書かれていて、シーンがイメージしやすい。そのイメージ以上の存在感を見せつけたのが松本穂香だった。喜怒哀楽を自由自在に操り、監督はその松本穂香の良さを上手く作品に反映させていた。ストーリー的にも過酷だったと思うが、よく乗り切ったと拍手を送りたい。
再度原作を読むことがあったら、美咲は松本穂香でしっかりイメージ出来るだろう。晴人は…『君が心をくれたから』繋がりで、山田裕貴がいいかな。
役所広司主演で「八犬伝」実写化決定!内野聖陽、寺島しのぶらキャスト6名一挙発表|シネマトゥデイ
https://www.cinematoday.jp/news/N0142000
これは観たい( ・`д・´)
今夜の『君が心をくれたから』
さすがにやりすぎだと思った。日本のドラマのやり過ぎてドン引きさせるよくあるパターン。千秋さんの件は、その手があったか!!と予想を裏切られたし、春陽ちゃんとの和解の件も、まあ伏線改修みたいなもんだと納得はしたけれど…
最後に雨ちゃんに誰かがぶつかって、雨ちゃん態勢崩して、その間に花火が上がり、でもTime’s upで見損ねるとか、あれはやり過ぎ。絶対に視聴者を泣かせる!という演出が見え見えで、個人的にはあれでこのドラマの評価が一気に下がりました。あの展開は視聴者を馬鹿にし過ぎですよ。
じゃあ花火は見せるべきだったのかと言われたら、僕は見せるべきだったと思う。それじゃフツーじゃんと思われるかもしれないけど、見え見えのお涙頂戴展開にするよりフツーの方がよっぽどマシですよ。
なお『この恋は世界でいちばん美しい雨』はバッドエンド。誰も救われない。そう考えればこのドラマもバッドエンドで終わるかもしれないけど、一方でご都合主義展開にして視聴者を感動させる演出にして終わらせるかもしれない。どちらの可能性もあるけれど、個人的には今回の演出で一気に熱が冷めた。
ネトフリで観た『ディープ・ブルー2』が恐ろしいほど酷くて、悔しくて書き記しておく。これ前作はまだマシだったよなと調べたら、レニー・ハーリンが監督で、ああ、と思ったけど、今作は知らない監督で、一気にB級映画に。
とりあえず、サメは子供を一度に2匹くらいしか産めないのに、数十匹産んで、それらが全て人喰いザメになってピラニアのように人を襲うとか、そのBaby Sharksが何やら鳴き声を発しながら接近してくるとか、ラストはサメの実験をしてた基地を破壊して、Baby Sharksら実験台になったサメも退治したぜやったー!みたいなエンディングとか、テキトーにも程があるだろうと。そして、このエンディングなら続編あったり…と思ったら、ほんとに続編があった。
この手のサメ映画はもう何でもありなんだなと(´Д` ) いや、酷い映画だった(´・ω・`)ショボーン
ダコタ・ジョンソン、マーベル『マダム・ウェブ』酷評に驚きナシ「ああいう映画はもうやらない」
https://x.com/cinematoday/status/1765191080348422584?s=12&t=5TtmUNRfFCr3bf5ZAEcJug
解説:映画「ゴールデンカムイ」ができるまで ピタリとはまったキャスティング 世界も視野に? - MANTANWEB(まんたんウェブ)
『朝日のような夕日をつれて2024』
伝説の舞台、メンバーを一新して上演決定!
2024年8月開幕‼︎
【作・演出】鴻上尚史
【出演】 玉置玲央 一色洋平 稲葉友 安西慎太郎 小松準弥
KOKAMI@network vol.20『朝日のような夕日をつれて2024』公式サイト
https://www.thirdstage.com/knet/asahi2024/
これは観たい( ・`д・´)
大河ドラマ『光る君へ』脚本家・大石静「2話目を書き終えた頃に夫が他界。介護と仕事の両立は困難だったが、45年間で一番優しく接した時間だった」 紫式部の時代に没入して<前編>|芸能|婦人公論.jp
噂の『ドクタースランプ』の初回を観る。これがテンポが良い?笑わせる。
最近は何でも倍速で観るそうだ。演技者がどんなに真剣に役に、作品に、全力を尽くしても、展開と内容さえ分かれば視聴者は細かいとこは観ない。料理人がどれだけ手間暇かけて食事を作っても、写真を撮ってさっさと食べてSNSに投稿して反応を見てる客のようだ。
『君が心をくれたから』はテンポが良くない?話が先に進まない?倍速にしないでよく観て欲しい。ワンシーンワンシーンに漂う緊張感。登場人物全ての思いを、役者がしっかりと伝えている。日本でも、これだけの作品を作ることが出来るんだと、僕は嬉しくなったくらいだ。
韓流も良い作品もあるけど、1話を最後まで観れないくらい酷い作品だってある。ドクタースランプも、僕には合わなかった。あと、設定は全く似てない。にも関わらず無理矢理比較するとか、SNSから感想拾って記事作るとか、馬鹿げてる。
『君が心をくれたから』この作品の良さを、一人でも多くの人に気づいてもらいたい。
“爆死”永野芽郁『君が心をくれたから』と世界を席巻Netflix『ドクタースランプ』の「絶望的な差」はどこにあるのか?|ニュース|ピンズバNEWS
https://pinzuba.news/articles/-/5670?page=1
まあ、酷い記事だ。
『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』タイトル変更の可能性 ─ 征服者カーン出番縮小の動き、原因は『クアントマニア』にも? | THE RIVER
【猟奇的な彼女】
最近『智異山』のチョン・ジヒョンを観た流れから、久しぶりに観た。この作品は実は出張で韓国へ行った際に観た作品で、字幕がない中で観たけれど、分かりやすい内容だったからストーリーは掴めた。
それまで韓国映画は『シュリ』とか『JSA』しか観たことがなく、すぷらったーなイメージしかなかったので、この作品を観てイメージがガラッと変わった。特に終盤からラストまでの流れが秀逸で、何言ってるか分からないにも関わらず、登場人物たちに感情移入し、心を掴まれた。
以降、韓流作品を観るようになったけれど、日本で韓流が盛り上がり、なんでもかんでも輸入し上映するようになってからは、マンネリ化した展開に興味はなくなって行った。それはともかく、終盤の展開は素晴らしかったものの、それ以外はドタバタなので、個人的に昔を思い出す作品だなと改めて。
国内外映画、国内外ドラマ、たまに舞台