もっと見る

クレイジー・リッチ 

filmarks.com/movies/77770/revi

これですよ! エンタメ! 王道エンタメ! というか少女漫画の世界! もう楽しすぎますねー。NYUの最年少教授とかいうすでに盛られまくりの設定の主人公が、それよりもさらにはるかに盛られまくりの人々が溢れかえる大富豪一族に振り回されるという、非現実感がいいです。それにしても、ニックが完璧でかっこいいー!

ピーター・ラビット 

filmarks.com/movies/71643/revi

面白いと聞いて見たけど、これは私には無理です。ピーターたちのやってることがあんまりにひどすぎて、悪趣味な作品に見える。見てて疲れました。なんでこんな暴力的にしたんだろう。原作がそうなんですか? とても苦手。

バーバラと心の巨人 

filmarks.com/movies/72653/revi

悪くはないんだけど、というかいろいろきちんとしてる作品だと思うけど、でも悪い形で印象に残る点も特にない反面、いい形で印象に残るところもあんまりなく、地味な作品でした。うさぎ耳と巨人は可愛い。

映画ってすごく若いジャンルっぽいのに、リュミエール兄弟やらメリエスやらが一世紀以上前に作品をつくっていたりして、改めて見直すと思いがけない歴史の長さに驚いちゃう。そして最初期から超可愛い作品がけっこうあるのすごい。

カヴェルさんの『眼に映る世界』と『Pursuits of Happiness』はよくわからないながら読んだのだけど、実はドゥルーズの『シネマ』は読んだことぜんぜんない。最近若い研究者さんの解説書が出ましたね。

古い映画と言ったら、『月世界旅行』とか可愛くていいですよねー。もう110年以上前の映画? とっくにパブリックドメインに入ってるからネットでも転がってますよね。あと80年前だからそれよりだいぶん最近になるけど、やっぱり『赤ちゃん教育』は最高。

スクリューボールコメディの作品のいくつかは哲学者スタンリー・カヴェルが「再婚の喜劇」として大々的に論じていて、それによるとシェイクスピアのテーマとフェミニズム思想の融合的な側面があるとかということなのだけれど、何せカヴェルの話が難しすぎてさっぱりわかりません。映画はぜんぜん難しさを感じさせないのに。

hup.harvard.edu/catalog.php?is

新婚道中記 

filmarks.com/movies/10580/revi

やけに地味で「失敗だったかも」と思いつつ見ていましたが、ラスト30分の弾けっぷりで報われた気がします。ケーリー・グラントは初めて見たのが赤ちゃん教育だったから、ヒロインの理不尽に振り回されて困惑しててほしいですね。そして犬と猫の演技がすごい。どうやってるの、あれ。

『志乃ちゃん』のラストでの志乃ちゃんの長台詞は本当にいい。映画でもよかったし、映画を見たあとで読んだ原作でも、あのシーンが魂の炸裂するような熱量に満ちてる。そして、志乃ちゃんは私だと感じました。

志乃ちゃんは自分の名前が言えない 

filmarks.com/movies/77553/revi

よかったです!! もうとにかく苦しい。溜めて溜めての最後の志乃ちゃんの長台詞がたまらない!

朝出る前に少し見てたのですが、マリリンはLの発音の仕方が可愛いですね。音も、舌の動かし方も。私も真似しよう。

スレッドを表示

『お熱いのがお好き』を唐突に見返したくなってわざわざ仕事帰りにブルーレイディスクを買って帰ったのに、ご飯つくって食べたりお風呂入ったりしてるうちに映画見てる余裕なんてなくなったー! 平日はやっぱりなかなか難しいですね。
『お熱いのがお好き』と『赤ちゃん教育』はいま見てもほんとに愉快で好きなんですよねー。

バッド・ジーニアス 

filmarks.com/movies/75840/revi

たぶん初タイ映画。
どんな映画なんだろうと思ってたら想像以上にド派手で面白かったです。やってるのはただのカンニングなのに…。ノリはすごい知的エンターテイメントみたいな雰囲気ですけど、実際には主人公たちの仕掛ける策がわりかしシンプルな力技なのも、逆に可笑しくてよかったです。

ロブスター、私はすごく面白いと思うのに、周りに勧めてもまずもってほとんど興味さえ持ってもらえない…。

聖なる鹿殺し 

filmarks.com/movies/69076/revi

同じ監督なら『ロブスター』のほうがクレイジーで好きですが、これも面白かったです。(『ロブスター』のイメージがあったからもっとへんな映画かと思ってた)

呪いをめぐる現代の神話という感じですね。まるでギリシャ悲劇みたいに、いかに理不尽と感じられても予言者に告げられる運命は覆せず、ひとはそれに従うしかない。初めは普通のかたちでの解決を求めていた家族たちが、次第に予言を受け入れ、父親に歓心を乞うようになるさまが不気味で、そして人間らしかったです。最後の父親の決断の、どうしようもないくらい喜劇性もいい。

この奇妙な物語を、かっこいい画面と強烈な印象の音楽でまとめあげているのもすごいですね。そしてなんといっても予言を告げる少年マーティン。めちゃくちゃ気持ち悪い。画面に現れるだけで不穏。もう、何も起きないうちから不穏でした。

『ロブスター』に比べるとひとに勧めにくい映画ですが、面白かったです。(『ロブスター』は勧められるのかと思われる方もいらっしゃるかもですが、私はいろんなひとに勧めて、そして相手にされませんでした)

きのう見た『若い女』でよかったのが、主人公ポーラが服装とか髪型とかメイクとかいろいろするんですよね。そしてあの俳優さんが妙に装いによってぜんぜん印象が変わるひとで、それがすごく楽しかったです。華の都的な感じではないのですが、でも「さすがフランス映画!」というような、ファッション映画でした。

『バッド・ジーニアス』来週見に行こうー。来月は『アンダー・ザ・シルバーレイク』、『バーバラと心の巨人』、『エンジェル、見えない恋人』あたりが気になります。11月になるともう一年くらい楽しみに待ってた『ア・ゴースト・ストーリー』もありますね。可愛いといいなー。

若い女 

filmarks.com/movies/74111/revi

すごい大傑作みたいな感じではないのですが、こぢんまりと面白かった! 全体的に色合いがやたら可愛いし、出てくるひとたちがけっこうみんな身勝手なのに、なんだか愛らしく思える。フランス映画らしいフランス映画でした。初めは能面みたいな子供がすごくいい笑顔をするようになったりも、ベタながらやっぱりいいですよね。

インヒアレント・ヴァイス 

filmarks.com/movies/56971/revi

物語的には何が何やらわからないうちに、ラリってばかりの探偵の周りで事態が勝手に動いたりして、よくわからないままにいろんなことが収まるところに収まってる感じ。わけがわからないのですが、でも面白かった、というかそこが面白かったです。台詞も映像もちょっと可愛くもダサかっこいい感じでいいですね。「今日も人権侵害で忙しかったぜ」とか素敵です。

500ページの夢の束でダコタ演じるウェンディの子供時代を演じてた子役がやけに演技が上手だった気がするのですが、あの子は誰なんでしょう。

もっと見る
映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。