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今年劇場でやってた映画で、「よかったなー」とぱっと思いつくのはこんな感じでした。よかったのに忘れてるのもあるかもですが…。

1. パターソン
2. エンドレス・ポエトリー
3. パーティで女の子に話しかけるには
4. 立ち去った女
5. 彼女がその名を知らない鳥たち
6. リュミエール!
7. 彼らが本気で編むときは、
8. ムーンライト
9. ダンケルク
10. お嬢さん

きのう見た『恋する輪廻』でもきょうの『立ち去った女』でも英語があちこちに入り混じるのが面白い。インドやフィリピンのひとってそういう喋り方なのでしょうか? 日本語で「サンキュー」とかいう感じでなく、けっこうがっつり文単位で出て来たりする。

立ち去った女 

えらいものを見てしまった、というのが最大の感想です。音楽もなくほとんどが固定カメラであるにもかかわらず時間を感じさせない面白さ。台詞とかもわりとそっけなく感じるのに。出てくる人物がアウトサイダーばかりであることもあって、どこか物悲しい映画なのですが、それでもホームレスの女性の体を洗うシーンや、女装ゲイ(トランスヴェスタイトやトランスジェンダーかも?)のひとと歌うシーンなど、どうしようもなく輝いている瞬間がある。ひたすら濃密な映画でした。

filmarks.com/movies/70608

立ち去った女を見に来ましたが、いちおう七時前の朝ご飯以降の水分補給を禁じ、お手洗いにも行きましたが、すでに途中でお手洗いに行きたくならないか不安です! どうか私の無事を祈ってください!

あした立ち去った女を見に行きたいのですが、それより30分くらい短い恋する輪廻でも途中トイレに立たざるを得なかったので、休憩がなかったらやはりずっと座っているのは無理かも…。

恋する輪廻 

テンション高すぎ! すきあらば踊りますね。ヒロインがあんまりに美人で、いくら映画俳優といってもこんな整ったひと世界中探してもそういないのではなかろうか。カラフルな衣装も可愛い。

filmarks.com/movies/53262/revi

20センチュリー・ウーマン 

このどこか郷愁的で、きらきらと可愛らしい雰囲気がたまらないですね! 真っ赤な髪で激しく踊るグレタ・ガーウィグさんに憧れてしまう。あの微妙に目を泳がすような演技も可愛い。

filmarks.com/movies/64092/revi

ニーチェの馬 

一時停止状態にでもなっているのかとさえ疑ってしまうくらいじっとした映像が多く、そして表情の薄い父と娘がぼそぼそとじゃがいもを食べたりしていく、ある意味ではとても退屈な映画。けれどその退屈さを、その先に救いなどないと初めから予感しながらなぜか見てしまいます。そして見るに連れて「果たしてこの二人は何のために、何を求めて生きているのだろう」という疑問が頭から離れなくなり、そのときにはもうニーチェの思想圏内で「無意味な生にそれでも『然り』と言えるか」と問われてしまっている。不思議な映画でした。面白いとも好きとも思ったわけではないけれど、つまらないのではなく、確かな力があり、そのことをうまくまだ処理できずに戸惑っています。

filmarks.com/movies/24327/revi

実家で両親と8 1/2を見たのですが、やっぱり楽しい映画ですね。あらゆる画面がかっこいいのですが、物語的にはスランプの映画監督が逃げ回って妄想したりしてるだけなのがとてもいいし、ずっと身勝手で他者を道具的に見ている節のある主人公に、最後の最後に訪れる人生や他者への開放的で圧倒的な肯定感みたいなのも好き。女性陣の服装やメイク、仕草も可愛い! くっきりアイラインいいですよね!

勝手にふるえてろ 

楽しかった! 名作とかという系統ではないと思うのだけど、原作のあの暴走しがちな一人称の語りという独特の手法を妄想が入り混じる映像で映画化したのも見事だし、そしてなんといっても松岡茉優さんの演技がよすぎです! もう仕草や声もいいのですが、それ以上に眉毛がいい。それにしてもあの鍋会での空気を読めない感じ、一人で部屋にいるときのだらしなさとか履いてしまう分厚い靴下とか、あと渡辺大知さんのあの本人は決めてる気っぽいけどすごくださいあの感じ、あるある、いるいる、って感じですね!

もともとイブにひとりで『勝手にふるえてろ』を見に行くつもりだったのが、なんやかやあって特にロマンティックな相手ではないけどデートで見に行くことになり、イブにデートで映画の選択がそれなのもどうなのだという感じですが、ともあれ明日見に行きます。

みなみ会館、いまもホドロフスキーの過去作上映とか変わったことをしてるけど、年明けにはヤン・シュヴァンクマイエルのアリスとかやるんですね。

エンドレス・ポエトリーは何か無意味でやがて死に絶えるだけの生を、創作を、愛を、それでも称え続けるみたいな感覚を覚えて、何かしらバタイユのエロティシズムに通じるきらめくような切ない肯定感があったような気がします。

エンドレス・ポエトリーを見ました。 

すごくよかった! ホドロフスキーさんで見たことがあるのはエル・トポとリアリティのダンスだけなのですが、それらの作品の暴力性は薄れ、詩への道に憧れながら懊悩する青年ホドロフスキーの姿を映すみたいに鮮烈で色彩豊かなイメージが連鎖していく。一編の詩を読んだみたいでした。それにしても、こんなに黒子やハリボテが活躍してる映画初めて見た。

filmarks.com/movies/61435/revi

エンドレス・ポエトリーの前にホーリー・マウンテンをやってるみたいだけど、連続で見るひととかいるのかな。なんだかそんなことしたらドラッグみたいな効果がありそう。

もう少ししたらエンドレス・ポエトリー見に行きますー。

エリザベス・デビッキさんのほかに180後半以上の身長の女性俳優って誰かいるのでしょうか? 見たい。

ディカプリオ主演の華麗なるギャツビーを見ました。 

デビッキさん目当てで見たのですが、映画自体が面白くていつのまにかそちらに見入っていました。きらびやかなファッション、派手な音楽、悪趣味な賑やかさで盛り上げつつ引かせつつの前半からが、ギャツビーとほかの富豪たちを対比する後半への移入度をうまく高めているように思います。ディカプリオさんの演技も絶妙にかっこいいんだけどダサくて哀れで愛らしいです。

あとデビッキさんいいですね! 可愛い! 世の中のひとはもっとこういう180とか190とかの女性を愛でたらいいと思う。

filmarks.com/movies/52878/revi

胸騒ぎの恋人が見たかったのですが、近くのツタヤになかった…。代わりでもないですが、素晴らしきギャツビーを借りました。これはね、何が見たいって190cm美人さんであるデビッキさんが見たいんです。自分の背が高いから、背が高いひとを見て安心したい。

みなみ会館で上映予定にパターソンが入っているのだけれど、オールナイトのときだけでなく普通に上映するのかな。

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