アウトレイジ最終章
アウトレイジ3部作完結
忙しくて劇場に行けなかったのでちょい忘れてた。このシリーズは北野監督作品ではだいぶ見やすい。まさに大衆向けな作品ですな。
監督らしさもあるがそうでない半々で構成されてる感じで、なんだろなーソナチネっぽさもありつつそうでない。
ソナチネの目的のない不穏な空気感がないので、そこが大衆向けっぽさの要因かな。(ソナチネとの類似点があるで)
アウトレイジの場合、目的が明確なので観客としては予想しやすい。暴力シーンなんかは監督らしい皮肉さが盛り込まれてて個人的にはこのシリーズ好きな方なんですよねー。過去作を振り返ると椎名桔平の殺され方とか良い。ニヤニヤ笑いも良かった。石橋蓮司の歯医者も良かったな。ビヨンドは加瀬亮のピッチングマシーンとか良いし、塩見さんなんかガチ武闘派っぽくて良かったけど、流石に3作目は病み上がり(脳梗塞)で台詞回しがね。これはもう元気な姿が見られただけでよかったという感じで、3作目は1番目に留まったのがピエール瀧ではなく、津田寛治。寛治のaim力すげーな。5人ヒットかーいー!と笑
でも好きなのはその男凶暴つきが不動なんですけどね
映画.comが運営するホラー映画・ドラマ専門の「OSOREZONE」が月額500円かぁ。
ラインナップ気になるなー。
とりあえず試聴期間みたいなのが設けられるといいな。
あ、ホラーは苦手なんですけどね。
ゾンビスクール
代理教師として赴任したイライジャウッドさん。初日にいきなりパンチかましてくるク○ガキ(生徒)どもに教師達。
なんと食べるとゾンビ化してしまうチキンナゲットを食べてた生徒がいて‥あっという間にスクールはガキゾンビであふれ教師達の奮闘を描く作品
元々の素材がク○ガキなので攻撃がえぐいよぉ‥。やめてーー小腸で遊ぶんじゃないーー!
教師のなかの1人であるウェイドさんはジャージにウェスタンブーツ。。やばい、、もうそいつはやばい奴だよ!しかも吹き替えが若本規夫さんwww
ガキゾンビにしれっとエルボーかましてるwここぞとばかりに日頃の鬱憤はらす教師達がもうw
バカすぎる。バカしかいない。そんな中であまりにも普通すぎるイライジャウッドの困り顔がぴったり。
久しぶりに楽しめたB級映画でした。
あ、子どもがゾンビとはいえそういうのが辛いと感化やすい方は見ちゃダメ。
キングアーサー
ガイリッチー監督が描くアーサー王物語
ミカエル・パーシュブラント目当てで鑑賞。
ヴァイキング白ひげさん役。
あまり出演シーンないとは思っていたけど思ってた以上に出てなくて草生えた。
作品はガイリッチーの好きなものの詰め合わせという感じで。
スラムの売春宿で育ったアーサーが王になるまでの話となると、間の成長シーンが長いとダレるのですが、わりとサクサク。
その辺は巻いてくガイリッチー。
早いのに全体で2時間もあるという。
ジュードロウの王の衣装はもうちっとなんとかならんかったのか?
スーツに王冠‥に見えてしまって王の威厳がまるでないというか。。
ラストはもうアナコンダだし。。そんな力あるなら、囚われたままでもよくない?というか、なんで解放したし!むしろ非力な少年ブルーじゃない?結果的にアナコンダじゃん!
ツッコミどころも含めての作品ですな。
カメラを止めるな!
あーこれはーー物語自体はやっぱりこうくるよねーーという感じで。
ネタバレはしませぬが、個人的にはそこそこ面白く見れましたがいかんせん、、37分のゾンビで挫折する人いただろうな。。
でも、それがないと成り立たないから忍耐を試されている。。
これは評価が二分するね。
正直、面白いが世間が熱狂大絶賛ほどの熱量をもてなかったです。。
初めはどうなんだろうと思っていたけど、後半で演者さんの「違和感」が解消された時に、まだまだ味のある役者さんがいるのかと発見につながってそれが一番面白かったかな。
特に濱津隆之さんは注目していきたい。
はにかんだ笑顔と一転してキレる演技が素敵かな。
あと、真魚さんとかしゅはまはるみさんとさ秋山ゆずきさんとか色々ね。
地上波放送これ向いてないけど、、大丈夫なの?
ワンカットに意味ある映画なんじゃ‥。
明日から仕事始めで憂鬱。
すでにお腹痛い。
働きたくなさすぎて見てないサメ映画を物色中
サメ映画めっちゃすき。
同じ割合でワニ映画もわりとみてますが、サメの方が作品多くないですか?(当社比)
MEGザ・モンスターはステイサムがでてるのか。
ディープブルーはいつのまに2なんかやってたんや。。
シックスヘッドシャークも見なければならないな。これは使命だ。
ちな、いらぬ情報でしょうシャークネードシリーズは勿論おススメですが、ゴースト・シャークもなかなかおつですよ。
幽霊のサメとかもうね。たまらない。
皆さまのオススメのサメ・ワニ映画ありましたらぜひ。
蜘蛛もオーケーです。
なお最強特殊部隊vs巨大タランチュラはとりあえずブクマ済みである(・ω・)>
さて、サメ‥サメ‥あとワニ‥サーチ中‥
ラインペイジ 巨獣大乱闘
宇宙ステーションでゲノムの実験に起きた事故で遺伝子サンプルが地球に落下する。落下したサンプルの影響を受けたオオカミやワニが巨大化し大暴れする物語
ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンさん主演。
脳筋映画で面白かった。
アルビノのゴリラ🦍のジョージとの掛け合いがいいし、かっこよかった!
ジョージの幼少期もすごい可愛い!
密猟者については心が痛いし遺伝子操作もね。。でもその辺はちょっと脇に置いてタイトル通り巨獣大乱闘として楽しめる映画でした。
オオカミのビジュアルのコレジャナイ感が相変わらずアメリカクオリティ。
こんだけCGとかの技術は進歩してるのに。。オオカミのビジュアルーー!ジャック・ニコルソンがオオカミ男やってころと差がないぞーー。
ドリーム
マーキュリー計画に携わった3人の黒人リケジョの物語
やっとみれた!
当初、日本でのタイトルで炎上してな。
あれは作品だけではなく観客もかなりバカにしてないか?と思ったなー。
お前らアポロは知ってるけどマーキュリー知らんやろ?みたいな。
邦題よりは原題の方がしっくりくる作品でした。
人種差別だけでなく性差別とダブルパンチの中で実力で勝ち取っていく下克上は日本人でも好きな部類の話。
特にこれが実話だとなおさら。
キャサリンを中心にそれぞれ3人の努力が無駄なく描かれてる。史実と映画では違う点もあるのだろうが、非常にわかりやすい構成とテンポなのが好ましい。
ドロシーも詳細は描かれてないがめちゃくちゃすごい事してる。先見の明がありそれをものにする気骨と頭脳がすごい。
そんなドロシー役はオクタヴィア・スペンサー。どの作品も出演時間は多くなくても、ものすごく印象に残る女優さん。1番印象に残ってるのはアグリーベティというドラマなのだが、、たった4話しかでてなかったの?うそだろ、、めちゃくちゃでてなかった?
んんっとにかく画面の端だろうと目立つ女優さんなので好きなのだ。
バーフバリ-王の凱旋-
父バーフバリがいかにして王都を追われたのか息子バーフバリに語られるところから始まる。
過去だけで2時間‥残り20分でやっと息子に戻ったよ‥やっと話がつながった。
物語は国を巻き込んだ兄妹喧嘩に嫁姑問題だし(どこの歴史も概ねこれであふれとるがな)VFXもすでに使われている使い方かもしれないが、どこをとっても苛烈で鮮やか。
これ見て!すごくない?という作り手とすごい!こーゆーのが見たかったのニーズが一致したからこんなに盛り上がったんではないかというね。
個人的にはこれ見ると脳筋まっしぐらでバーフバリ!しか出てこなくなるくらいには好きな作品です。
ビッジャラデーヴァ(父王)の姑息で小物感いいよね。こいつにはしけたビスケットを食べさせたくなる。(どんな癖よ!)
バラーラデーヴァ役のラーナー・ダッグバーティはまた別の作品を見みたいな。すごくいいヒールだったなー。
新感染-ファイルエクスプレス-
仕事人間ソグはプサン行きの特急列車KTX101号に乗り込むが、その列車には感染者が乗っていた。そして次々と車内でゾンビ🧟♀️が‥。
列車という密室の中でゾンビからのサバイバルを繰り広げる。今までのゾンビものはわりと規模が広かったが(街全体などね)、こちらは狭い車両がメインになっている。これは盲点だったな。
さらに、終盤までベタな展開ではある。集団ヒステリーを起こす生存者とそれを煽動するクズ。次々と感染してしまう仲間。そして近年流行りの身体能力高めのゾンビ群。しかも感染してから発症まで爆速すぎる‥。
ところが終盤になると今までのゾンビ映画では決してありえない展開に。。はーー驚いた!驚いたよ!コン・ユさん!
盲点をつきつつベタな展開も盛り込みながらも新しいゾンビ映画でこれはとても面白かった!!
しかし、キム・ウィソンさんのクズ男はあーなっても強いね。意識あるのかーい!喋れるのかーい!しかも戦闘能力高のなのかよ笑 さすがだよ。
悪女
犯罪グループの殺し屋として成長したスクヒ。その彼女が国家組織に身柄を拘束され、10年後の自由と引き換えに国家専属の暗殺者となる物語
ニキータの要素がわりと多く見受けられるので、韓国版ニキータという感じかな?
オープニングのPOVは斬新で好きです。予告でみていたので初見ではないけど、逆にこれがあったから本編みたくなったので。
ゲームでFPS体験してると画面酔いは慣れてるけどPOVの最大の特徴の手ブレがね。酔う人はよいますよね。これ。でも、臨場感というか主人公への没入感は俯瞰で鑑賞するより強いイメージがあるかも。
アクションもド派手で見応えがあるのですがバイクのシーンで既視感あったのでなんでだろう?と思ったら「殺人の告白」の監督さんだからか。終盤スクヒが来るまで追走するシーンもこれまた斬新で面白かった。
格闘シーンよかったけど、、斧はあかん。斧は怖い。。銃はいいけど(←よくない汗)斧は、、痛いじゃん。。
ペンタゴン・ペーパーズ
ベトナム戦争を終わらせるため、機密文書をリークし、それを告発する新聞社の物語(実話)
ワシントンポストの視点から描かれる。メリル・ストリープはこの新聞社の社主であるが父と夫が残した社を引き継いでいるという立場ゆえ、社内でも軽んじられている。この時代の女性が労働に社会進出することへの影響も少なからずあったのだろう。前半は自信のなさが現れており、掲載を決断した瞬間から社主としての自信と覚悟の切り替え素晴らしい。メリルはやっぱり見応えのある女優さんででてると安心するな。
しかし、日本のメデイアの稚拙さにうんざりする。特にテレビ。芸人の司会にタレントのコメンテーターに繰り返される不倫報道。私はBBCみたいなニュース番組がみたい。。でもこれは視聴者も悪いんだろうな。見る側も稚拙さゆえ政治や社会より不倫の方が盛り上がるのだから。
ゲットアウト
ホラーといってもスプラッターやスラッシャー系ではなくスリラー系。
コメディタッチも交えつつリベラルへの皮肉も込められてる気がする。
未だに根強い黒人差別を題材にしつつ、色々な映画のインスピレーションごった混ぜで相当な映画マニアじゃないと元ネタ拾えない。
そのくらにエンタメとして仕上がりは素晴らしい。
何度か出てくる鹿は何かの見立てなのか?綿で危機を回避というのは、やっぱり黒人の労働奴隷といえば綿花だったからに対するメタファーなのか?そうすると紅茶も?伏線がたくさん散りばめられてて一回見ただけでは追いつかない。何度かみて初めて理解できる作品類かな。
昔みたER(ドラマ)で黒人女性看護師がいったセリフが今も突き刺さってる。「差別は黒人に限ったことじゃない。黒人だって白人を差別してる」すごく、はっ!としたんだよね。一方方向でしかみていなかったことに。
日本もアイヌや穢多非人の出自に対する差別は根強く残ってる。ちゃんと考え続けなければいけないな。
タイトルも捉え方も色々できる作品。直接的な頭の中かから出て行け!とも読めるしとても面白い。おススメ作品です。