スリービルボード
やっと見れた
ミルドレッドは己が吐いた言葉にずっと呪われたまま。いくら他者に宥められても自分で呪いをかけた以上、その呪いを解くのもまた自分しかいない。
母親のミルドレッドの視点を通して描かれるものの、観客さえも頑なに拒む感じが閉塞感をより強めてる。ただ重いだけではなくユーモアも所々にあるのが救いだ。
昨日の敵は今日の味方とはよく言ったものだなと思う。結末ははっきり描かれない。そう、殺そうが殺すまいが結末はどうでもいい。きっちり描かないからこそ何度も繰り返す喪失と再生。とどのつまり自己満足でしかないのだから。
ディクスン、、もうバカすぎて中盤まで何度君をバカなのかな!?と罵ってしまったことか。火傷してからのディクスンこそちゃんとした警官だったよ泣
そして息子がいい子だった。ここで息子が下手にヤサグレてたらイライラしちゃうところだった。周りのキャラは多い方だが主張の配分がいい塩梅で、ミルドレッドに集中できたのが個人的には見やすかった。
ウィンド・リバー
新人捜査官とベテランハンターとのコンビも、犯人や動機も何一つ目新しさはない。構成も非常にシンプル。
広大な土地でありながら、雪山という閉鎖的で非常に厳しい環境で密室を作り上げたことで集中させることがうまいなと感じた。
先住民保留地については昨日今日で他国の人間が語れるほど歴史の浅いものではないため言及はさけるが、問題の根底は人種差別だけでないように思う。人間の本能的なメカニズムとかも影響しているのかなぁと。
だいたいこの手の話には必ずレ○○がつきものだが、死んでしまったかもしれない状況でよくおっ○つね?(口悪くでごめんなさい)それどういう心理なの?男の性欲ってどいう仕組みなのか理解できないんだよね。こういう描写ばかりの創作物って。むろんこの私個人の視点ご偏っているのはわかってます。
でーーもーー男に生まれたというだけでなんでそんなに偉そうなのか。お前の努力じゃないやんけ。エレベーターの開閉ボタン女がやるもんだと無意識で思ってるおっさんとかな!(これはもうただの愚痴)
重さよりもとても苦味のある良い作品でした。
とりあえず、新人だからってドアの前に立つな。
96 (Tamil - 2018)をオンラインで。
やっぱり年間ベストは大晦日の最後の瞬間まで決めるべきじゃないと確信した。VJSの童貞コメディみたいな寸評をちらりと耳にしていたけど全然違った。絶対に結ばれることがないことが分かっている恋人たちが、間近に迫った別れの時を前に対峙するという王道の悲恋もの。VJSがアクションやコメディなしの恋愛ものをやるとは。トリシャーは沈痛なストーリーラインが本当に合う。メトロ、高架道路、空港といった都市特有の地物が夜に帯びるしみじみとした寂寥感。街を行きかう、一切の干渉をしないない無関心な人々。『慕情』『ディーヴァ』『Anand』等々の過去作品のそぞろ歩きシーンの数々が脳裏をよぎる。あれこれ漁ったレビューの中で、たったひとつだけ「見合い婚を称揚する相も変らぬ保守性」みたいな評言を目にしたが、それはちょっと違う。多分この評者は二人が結ばれないフラストレーションを思わずこう表現したのだと思う。冷静に考えればこのカップルは30代の半ばで、まだ老成には程遠いはずなのだが、そこには諦念や甘酸っぱい追憶があり、それでも幾つかの瞬間に堰を切って溢れようとするものがある
ザ・ギフト
シカゴから引っ越してきたサイモンとロビン夫妻。買い物中にサイモンの高校時代の同級生ゴードンと再会したことから始まるスリラー映画
高校時代についた一つの嘘から取り返しのつかない事態となる。
この頃からサイモンの人を貶めるサディズムは形成されたのかと思うくらにすげークズ。
最後のギフト‥それはサイモンがちゃんと過去とむきあってたら、こんなことにはならなかっただろうに。。
疑惑という形でギフトを贈ったゴードン
観客にも真実はわからない。
いったいどちらなのか。
誰にでも忘れたい過去はあるけど、過ちを犯したのならしっかり向き合わないといけないなと思う映画でした。
じゃないと突然池に鯉を放たれて勝手に鯉を殺されてしまうもの。(←そこじゃない‥)
I, Tonya史上最大のスキャンダル
アメリカ人として初めてトリプルアクセルを成功させたトーニャ・ハーディングの伝記映画
DVや貧富の差を肯定するつもりはなくこうした映画を面白いと表現していいのか悩むが、真実か否かは別とし映画とというエンタメとしてはポップでコメディっぽく仕上がっており面白かった。
フィギュアにおいて技術点や芸術点とは別に容姿についても得点に現れているように昔は感じていた部分がある。伊藤みどりさんがそうだったように。可憐さ、すらりとした手足に身長、本能的に守ってあげたくなる氷上の妖精を求めているというより、そうでなければからないプレッシャーみたいなものは存在してたように思う。トーニャには何一つ当てはまらない。
どんなに努力しようが決して手に入らないものがこの世にはある。持たざる者である彼女が認められるにはトリプルアクセルしかなかった。
彼女は冒頭で母親がいうようにずっと甘ったれの4歳児のままだ。同情の余地はないが暴言や怒りは弱い自分を守るための唯一の手段という点については共感できる。
しかし、アリソン・ジャネイの豹変ぶりに全く気づかなかったよ。
ザ・リング リバース
原作者である鈴木光司がリメイクされた「リングシリーズ」の中で、最も原作に忠実と言った作品がこちらとのことで期待してみたんですけどね。。
んーーどうしたものか。。
私は好みではなかったな。
よかった点は蝉の大群とラストの映像拡散のところぐらい。。
薄暗い映像に呪いを解くため奮闘するあたりは原作の雰囲気を出してるとは思うんですけど、いかんせん時間の感覚がない。
そのためルールである7日間の緊張が薄れちゃうんですよ。
後半になると盲目キチ司祭とのバトルがじまっちゃうし。
貞子さんや伽倻子さんよりサマラさんの呪い若干薄めじゃありませんこと?
冒頭に飛行機のシーンもってきたものだからてっきりそっち系でいくのかと勘違いしたのがいけなかったかな。
あ、でもコックピットのモニターからもサマルさん出てこれるんですね。
それは素晴らしい。
いまだかつて貞子さんも伽倻子さんもそれはないからいいですよ!
それに液晶テレビにも対応してるサマルさん!
続編ないようですがぜひ次回はApple Watchに対応されることを期待してますね!
インシディアス最後の鍵
インシディアス4作目であり時系列だと1の前?いや序章の前だったかも。
最後の鍵〉序章〉1〉2の順でいいのかな?自信ない。。
家に幽霊がでるとの依頼が舞い込むが、なんとそこはエリーズの生家だった。
子ども時代にエリーズが解き放ってしまった悪魔とは?霊能者エリーズの過去が明らかに。
相変わらず驚かせ方が好きだなー。
まさかそういう展開とは思わなかった。
ビビりながらの鑑賞でした。
あぁ怖かったよ。
タッカー&スペックスのコンビも健在。
タッカーのライトに対するこだわりもよかった。
闇には光が必要だものね。
私もメガネにライトつけてほしい。
シリーズに欠かせない絶対死なないマンの2人がいるとやっぱり安心する。
でも、今作は怖さだけではなくてエリーズの過去が明らかになったことで、ラストは泣いてしまった。
いつの時代もかーちゃんは最強だよね。
インシディアスシリーズ見直そうかな。
シャークネード ラストチェンソー
シャークネードシリーズついに完結!
ここまでヒットするとは正直思わなかった。終わってしまうのは悲しが、ネタ的にこれ以上は無理なので、この辺が引き際でちょうどいいかも。
タイムワープで恐竜時代→中世時代→独立戦争→西部時代→現代でその時代のシャークネード1号と戦う。そして最後は20000年後の未来に。
色々な映画のパロディてんこ盛り。相変わらずバカさ加減が飛び抜けててツッコミようがないのがいい。もはや何が起きてもそれが普通に。
時代が過去からなのでチェンソーの活躍がほぼない。おそらくサメとの戦いよりも家族に焦点を絞ったからかなと思う。
もうラストはカオスすぎでどうするんだろうと心配になったもののおさまるべきところにおさめたかな。
しかし、、プテラノドンを飛ばし首1つになっても戦い、、この嫁がやっぱ最強だわ。
あとドナちゃん!が出たのが嬉しかった!ビバヒル世代にはなんかちょっと感動。
毎回ながれるオープニングのアニメーションめちゃくちゃ好き。このシリーズアニメ化してくれないかな。
サメもののなかでは面白いシリーズなので結構おすすめな作品
あ‥カゴにぽいぽいしたら16作品に。
ハロウィン借りたかったけど1・2両方ともレンタル中で悲しみ。
スタートはシャークネードラストチェンソー🦈からみたいと思います。 https://eigadon.net/media/lMdqVvIf8ylrKFgCOig
今日は少し早く退勤できたので「ホームアローン2」みてる。子供の時は痛快で面白いなーという感じ。それまでに何度もみてるけど、大人になってあらためてみるとケビン‥エグない‥それ死ぬやつや‥。今ではなぜか泥棒がんばれって気持ち。
2はティム・カリーがちょいちょい面白くて好き。ほふく前進してるとことかめっちゃ面白い。
ホームアローン1・2共に吹き替え版な今は亡き青野武さんなど豪華で楽しい。
お隣のお爺さんや鳩おばさんのシーンなんかみると、ケビンって実はすごい有能なインビュアーになれそうだな。
相手の引き出しをすっと開くのが上手い。
しかし、、平成最後のクリスマス(数日前だけど)にみるのがホームアローンってなんか、、なんだろう、、妙な気持ち。