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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 

シャロンの事件のみならず、マカロニウエスタンの繁栄と衰退というハリウッドの歴史を知っているのといないのとでは評価が分かれてしまいそう。

日本ではマカロニで定着してるけどアルパチーノのセリフでちゃんとユーロとしてるあたり西部劇好きのタランティーノらしい。スパゲティは一部では蔑呼になるからね。

ポランスキーや話題中のワインスタインなんかの過去も踏まえてみるとよくわかる。劇中登場する8歳の子役の少女なんか特に。そういう意味では古き良きハリウッドに対するある種のアンチテーゼのような印象だった。

個人的にディカプリオが苦手なのだが、この作品はめちゃ良かった。セリフを忘れトレラーでブチギレるシーンが特に。4杯じゃなくて8杯!っていう..そうそうわかる!っていうね。あと落ち目というのがこうであってほしいという観客の願望にとても忠実で。

タラちゃんらしいおとぎ話で結構好み。
ラスト10分ぐらいは笑いが止まらなかった。犬と火炎放射器は世界を救うね。あとイタリア女(性)も超大事。

私はあなたの二グロではない-2 

先頃IATの人種のテストを受けた。黒人・白人に対するバイアスはなく公平という結果だったのだが、それは黒人問題については日本人であり日頃から接する機会がきわめて低いため身近なものとは言いがたいからなのかもしれない。

IATについては批判的な意見もあると思う。ただ潜在的な意識のため自分に都合の良い結果が得られるわけではない。バイアスは誰にでもある。だが、自身のバイアスの偏りを知り、差別の根底が無知からくる恐怖であることを理解し、どう行動するのがとても大事なことだと、この作品を通して改めて思った。

私はあなたの二グロではない-1 

メドガー、マルコムX、キングの3人の軌跡を通して、アフリカ系アメリカ人の激動の現代史を描き出したドキュメンタリー。

ジェームズ・ボールドウィンの原稿(未完)をテレビなど記録映像を交えながら、差別の本質が変わっていない現実を浮き彫りにしている。

劇中「手錠のままの脱獄」「招かれざる客」などシドニーポワチエがでる作品も含たさまざまな映画作品を引用している。

ボールドウィンの言葉に触れた時、今まで気づきもしなかった視点を見つけ異なる感覚を抱いた。特に「アンクル・トムの小屋」は衝撃的だった。そういう視点で読んだことがなかったから。
特に子供用に翻訳されており、読んだのが幼少期というのも影響があるかもしれない。

マックス・フォン・シドーが90歳で死去、「第七の封印」「エクソシスト」など natalie.mu/eiga/news/370509

メンタルだるくて1ミリも浮上しないが頑張ってご飯もぐもぐした。
で、モグモグしながらみたもの。

・カリガリ博士
・イレイザーヘッド
・イカリエxb-1
・未来世紀ブラジル
・犬ヶ島
・鉄男
・ローマ

昨日と今日見たやつ

・サマー・オブ・84:80年代を舞台に「殺人鬼も誰かの隣人」と子どもの視点からを軸にした青春ホラー。何これ...ラスト10分ですげーどん底に落とすじゃん。青春が吹っ飛んだ。意外な展開でベタなオチじゃないのが良いし警察が無能、両親が取り合ってくれないなどホラーのベタ展開もあって良い。あと音楽や衣装が懐かしい。

・いのちの紐:自殺防止センターに一本の電話が入る..その日、その電話を取ったのはボランティアの青年だった。これは実話もの。シドニー・ポワチエが時にはなだめ、説教してしまい、激昂し、笑い、喜び、憔悴しながらどうにか命を繋ぎとめようとする。根本の解決にはならなくてもその一瞬でも救われて欲しくて。1人の人間にどれだけ沢山の人が尽力したのか見せる事でドラマティックな展開が実話をテンタメに昇格してて良かった。タイトルもいいね。電話回線を上手く言い得てる。監督がドラマ出身のため導入などドラマっぽい仕上がり。所長がテリー・サバラスだが、葉巻を吸うその姿を見るたびにコジャック...ってなった。

ここ数日でみたもの

・移動都市:思った以上に都市が凶悪なフォルム。面白かったが後半ダレた。

・ポラロイド:写真を燃やせば人も燃える等きっちりとしたホラーで非常に好感がある。

・ハウスジャックビルド:苦手なラース監督作品。身構えたけどなんだコメディじゃん。個人的に期待したより遺体が不足。それではハウスじゃなくてテント...。

・サスペリア:また随分と大胆にリメイクしたねぇー好きだけど。白パンツに紐ぐるぐるはアーティスティックすぎて一生かかっても理解できぬ。ゴアに目が行きがちだがルカ監督の「愛」の描き方はとても繊細。

・かくも長き不在:若い時には分からなかったが、距離感、間の取り方、もどかしさ、モノクロームで表現される光彩の息遣いがとても魅力的。

・DOGMAN:おとなしい人がブチギレれると手加減できず破滅する教科書のようなお手本通りの話。暴力描写は割と生々しく町の雰囲気が良い。

めっちゃ楽しみ

『キャンディマン』米予告編、鏡の前でその名を5回唱えてはいけない ─ 『ゲット・アウト』ジョーダン・ピール製作、カルトホラーを再映画化 theriver.jp/candyman-us-traile

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」は劇場によって対応の違いがある。

池袋ヒューマックスは早々に3Dから2Dにした。
メガネの貸与によるコロナウィルス対策のため。

ヒューマントラスト渋谷はなんの案内もなく3Dとなっているけど、消毒ちゃんとしているのか気にはなるところだ。。

自己の免疫力次第ではあるし、過剰な心配も良くないが無関心もよくない。感染症は日々刻々と変わるものだから、正しい情報とそれを読み取り考える力が必要。

とはいえ、いささか対応の違いにもやりかつ、己の体力はたまた免疫力皆無の私にはこれは大きな賭けじゃい。

この間、借りてきたDVD(16枚)をおとなしく見る方がいいのか..も..しれん..な..。

―5デタリ-!
いける・・これならいけるぞワイ・・。

(人''▽`)ありがとうございます☆参考にさせていただきます!

よこがお 

ヘルパーの市子が世話をしてる家の次女が誘拐された。
それまで無関係と思っていた市子は一転して世間からの好奇の的にされ、無実の加害者になっていく。

過去と現在をシャフルして見せる構成で、役者の演技が絶妙なバランス。

とても静かにそして淡々とているのに、描かれる心理描写はエグい。

居心地が良いのにとてもつもない居心地の悪さ。

邦画も良い作品があることがなんだか妙にうれしかった。

「グリーンインフェルノ」をどなたか見てませぬか?

ヘレデタリーが恐怖度1とした時、グリーンインフェルノは何デタリーぐらいですかね...見ようか悩んでて指標にさせてもらえると助かるなぁと。

「ミッドサマー」はホラーじゃないから、ホラー映画が苦手な人にこそ向いてると思う🌻

ミッドサマーはビョルン・アンドレセンを見るだけでも自分にとってめちゃくちゃ価値があったなー。
音楽活動がメインなので滅多に出演されないからいやもう何世紀ぶりよ!っていうくらいに久しぶりにご尊顔を拝見した感じ。
良いおジジになられて(号泣)

映画をみててちょっと悲しかったのが、翻訳されないスウェーデン語..挨拶と接続詞しか分からなくて、確実に勉強サボった結果が....くっ..まさかここで活躍するとは思わないじゃん(負け惜しみ)

とりあえず私が訪日スウェーデン人にスッと言えるように覚えた「Välkommen Yapan(Japan)」マジで一度も使いどころがない。

「ミッドサマー」
北欧にまとめられがちなスウェーデン。
社会福祉や児童教育、環境についても先進的であり、雑貨等女子にとって憧れる国。
その一方で移民問題や原住民の差別など負の部分も抱えてる。
国家の縮図が都市であり都市のさらに縮図が村やそしてその先の家族とも言えるだろう。
人は誰しも何かしらのコミューンに属して生きている。
「ヘレデタリー」も「ミッドサマー」も家族としての共同体を恐怖を通して描かれる。
どちらも共通しているのは逃れようのない"家族"という呪いだ。
ネタバレになってしまいそうなのでこの辺で。
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前作では家族との問題、今作では失恋が原因と現体験をもとに作られているとの事たが..どういうストレスの発露の仕方なんだよ..と..むしろその原因を詳しく知りたいと今回も思いながらの鑑賞でした。
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今日、埼玉でさつまいも博があってせっかくグルメフェスに埼玉まで行くし、ミッドサマー観たいしでちょうど良かったんですけどね..映画終わって広場に行ったら強風で中止に。。監督の呪いのせいだ。

ミッドサマーこれから見る。
今回はパンフ欲しいなぁって思ってたら完売。。

「1917」

擬似ワンカットは気にならず、没入感がすごかった。

序盤スコがとても気の毒で、手を怪我し..破傷風になりそうなブラフからの〜と展開が止めめなく疾走していく臨場感が良かった。

BF(ゲーム)をちよっと体感したような感じので、違うコンテツを比較するのどうかなと思いつつも、実際よく練ってるなぁ。

Apple TVってロッテントマトのスコアが表示されるんですね。知らなかった。

あまり評価に左右されることなく見たいところではあるけども。

「マトリックス4」より「コンスタンティン」の続編作って欲しい。

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