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カントリー・ロード一番しっくりした使い方だと思ったのは、ローガン・ラッキーでした。(他の2本も見ましたが…)

ベロニカとの記憶 

フライヤーだとC・ランプリングがフューチャーされてたから第二の主役ぐらいなのかと思ってましたが、完全にJ・ブロードベントの映画でした。
登場人物達の関係性がモヤモヤしてちょっと見ていてイラっとしたんですが、静かな雰囲気の中に丁寧な描写が重ねてあるのは好印象。
この監督は前作に引き続き手紙をキーモチーフとして使ってますが、その演出は上手くハマってたと思います。
ラストは割とあっさりしてました。そして、オチが非常にイギリスっぽい。
ちょい役で、この人何処かで見た事ある俳優がチラホラと。キングスマンでチャーリー役だった人とかシングルマンでジム役だった人とか。イギリスは俳優の層が厚いなあと改めて思った。

Twitterの方でたまに見かけるバーフバリなるものを、来週見てやろうじゃないか。という気概で今現在います。

ホドロフスキーで一番好きなのは、「サンタ・サングレ 聖なる血」です。

早春 デジタルリマスター 

新年明けて数本見てますが、やっとおっ。と思える作品が出てきました。これ英国が舞台ですが、何処と無く仏映画を彷彿とさせる空気がありました。主人公が恋するお姉さんが赤毛なので、古風な感じがするので、今の時代に見ても全然古臭く感じなかった。
46年ぶり!にデジタルリマスターでの上映という事で、何だろう「ひなぎく」をレイトショーで見るのと同様の感覚かも。
公開当時ではなくて、敢えて21世紀の今だから見られて良かったし、レトロな雰囲気はそれに合っていると思う。

レディ・ガイ 

予想通りB級映画でした。そこそこ楽しめましたよ。ストーリーとかは、ツッコミ処ありありありですが、M・ロドリゲスもS・ウィバーも役柄と本人達のイメージとハマってて良かったと思いました。特にS・ウィバーのマッドサイエンティストぶりは、ゴールデン・サークルの悪役J・ムーア様じゃなくて、彼女でも良かったかも。とふっと思いました。

ジャコメッティ 最後の肖像 

画家とモデルの関係を描いた作品というと「美しき諍い女」を真っ先に思い浮かべますが、この作品は、両者の距離感がちょっと遠くて、見ていてしっくりこない感じが終始否めなかったです。また、演出のテンポにムラがあって、少々見るのに疲れてしまいました。
ただ、全体にグレイ基調の映像のトーンはセンスの良さを感じました。
S・トゥッチって6人の子持ちなのか!AERAの記事にて判明。監督業と俳優業の考え方が、何処と無くカサヴェテスの考え方と被るなあ。と思ってしまった。

レーザーIMAXでゴールデン・サークル見てきました。スクリーンXよりこちらの方が断然良いです。音も良いし、細かい部分まで良く分かりますし。

スクリーンX初めて行きましたが、個人的にはIMAXの方が良いなと思いました。スクリーンがあまり大きくないし。

今年の映画館ライフのスタートは立川で極音2本鑑賞からでした。キングスマンはaスタだったけど、ほぼ満員でびっくり。皆さんお好きなんですねw。

All eyez on me 

東西ラッパーの抗争に巻き込まれて亡くなった2PACの自伝。
面子がが、ストレイト・アウト・コンプトンとちょっと被るりますね。ヒップホップ映画というよりも米社会の側面を垣間見るとか青春物として見てました。ヒップホップアーティストのリリックのインパクトがあるのは、それだけ社会や生活に鬱憤が溜まっているという事の証左でもあるんだな。とこの作品を通して少し理解出来た気がした。皆さん中々弁が立つ。終始喋り捲りの印象が強かった。
極音で見て正解でした。

今年も素敵な映画に色々出会えました。来年も楽しい映画鑑賞ライフが送れると良いなと思ってます。皆様も、良いお年をお迎えください。そして、管理人様いつもメンテナンスありがとうございます!

2017年映画ベスト10 

1.タレン・タイム
2.ありがとう、トニ・エルドマン
3.女神の見えざる手
4.ドリーム
5.わたしは、ダニエル・ブレイク
6.婚約者の友人
7.沈黙/サイレンス
8.ジーサンズ
9.ゴッホ 最期の手紙
10.僕と世界の方程式

カンフー・ヨガで今年の映画鑑賞を締める予定です。

2017年下半期映画ベスト10 

1.女神の見えざる手
2.ドリーム
3.婚約者の友人
4.ジーサンズ
5.ローガン・ラッキー
6.ギフテッド
7.パターソン
8.ゴッホ 最期の手紙
9.アトミック・ブロンド
10.ベイビー・ドライバー

謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス 

フライヤーにて初めて名前を知った画家。絵のトーンに惹かれてドキュメンタリーを見てきました。内容は代表作の「快楽の園」を中心に振り返るという日曜美術館や音声ガイドの拡大版という体裁でした。今だったら図鑑やネットで検索が簡単ですが、16世紀にこれだけ写術と創造性を豊かに展開する絵画を作り出したセンスは魅了されます。アルチンボルドとかブリューゲルとか好きなので、俄然興味が湧いてきた画家になりました。実物の絵画を見た事が無いので、是非見てみたい画家の一人です。

『キングスマン ゴールデン・サークル』 (ネタバレなし) 

続編というよりも、前作と今作を合わせて一冊の小説の前編と後編のような構成に感じました。
アクションのシーンは格段に増えてますし、相変わらずテンポの良い構成は、編集が上手いと感じさせました。
また台詞に有名な曲のワンフレーズを使ってる箇所が何箇所か見受けられました。
前作の「マナーが人を作る」とか「チャヴが世界を救う」というような裏に込められたテーマ性が今回は鳴りを潜めてしまった気がした部分は残念。
ただし、今作のテーマは、師匠と弟子の関係性。と括れば展開に納得がいくかも。前作の後半は、弟子の成長物語だったから、其れを踏まえての今作なんだな。と思いました。
純粋にどっちが好きかと言われたら、前作を支持します。シリーズ物ってやはり難しいと思わせる作品でした。

音楽は、曲をDLして聞き込むのが予習で、フェスやライブが本番というのが定着している感がありますが、映画も先に海外でリリースしている円盤で鑑賞してから日本での公開時に、爆音や極音で鑑賞のパターンが、定着するのかな。とか思いました。
キングスマン:ゴールデン・サークルは、日本公開まで待てずで、US版BDにて、鑑賞してしまいました。

アランフェスの麗しき日々 

近年のW・ヴェンダース作品はドキュメンタリー以外はコメントしづらい物が多くて…この作品も、やっちゃいましたっていう感じで、見ているのが辛かった…会話劇は好きな方なのですが、どうも自分とはセンスがシックリ来なかった。多分、人間関係に広がりがあるタイプの舞台劇のような会話劇ではなかったので、睡魔と戦うのが大変でした。唯一救われたのは、風光明媚なヨーロッパの庭の風景を堪能出来た事。こーいう庭のある場所で1Mぐらい休養を取るのが夢です。

はじまりのボーイミーツガール 

子供が登場する仏映画は、甘過ぎないテイストが多いので、子供が苦手な自分でも割とすんなりと見られる作品が多いように思います。この映画も大人の半人前という扱いをしてるような気がしました。子供+難病を絡めると感傷的になりすぎるかなと思ってましたが、全然そんなんじゃなかった。何故か爽やかな後味が残った作品でした。

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